健康維持に口腔ケアは必要不可欠
高齢になると身体機能が衰えてきますが、それは口腔機能も同様です。唾液の分泌量が低下し自浄作用が弱まってくるため、虫歯や歯周病になりやすかったり、味覚を感じにくくなったりします。また、噛む力や飲みこむ力も衰えているため食生活が偏り、栄養不足になる可能性もあります。それらを防ぐために、口腔ケアで口内の清潔を保っているのです。口内を清潔に保つことができれば病気を発症する可能性が低くなるだけではなく、味覚の改善も期待できます。
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高齢者は口腔トラブルが多い
高齢者は若い人たちよりも虫歯や歯周病、ドライマウス、味覚の変化といった口腔トラブルが多いといわれていますが、それは加齢によって身体機能や口腔機能が衰えてくるからです。身体機能の低下は口内環境にも大きな影響を与えます。そのため、介護士は身体の介助だけではなく口内の健康も気遣わなければなりません。 続きを読む -
口腔ケアの効果
口腔ケアによって口の中が刺激されることによって唾液の分泌量が増えます。舌の表面にも汚れが付きにくくなるため、口臭予防や味覚の改善が期待できます。また、歯の健康も守られるため入れ歯の心配もなくなります。歯が残っている人の方が認知症になるリスクが低いため、口内の健康を保つことは認知症予防にもつながります。 続きを読む